幸せへの地図

より良い人生を送る為のアイデアを掲載

オヤカク(親確)

 

先日、知人が娘の就職先の説明会に

参加してきたとの話を聞き驚いた

 

就職先に親が一緒にいくんだ…

今は当たり前なのか?

 

そこで調べているうちにであった言葉が

『オヤカク(親確)』だった

 

オヤカクとは内定が決まった子供の

親にも確約を貰う事らしい

 

企業によって趣向は様々らしいが

 

保護者向けに

会社案内DVDやパンフレットを送付したり

承諾書を送り保護者のサインを求めたり

電話で保護者に連絡をとったり

保護者同伴での会社説明会や会社見学会

保護者同伴での社員との食事会etc.…

 

親の心を掴む為の戦略があるようだ

  

何故そんな事をするのか

 

それは

内定が決まっていた子供側から

親に反対されたから内定を辞退する

との申し出が多々あったり

 

心配性な親からの苦情を含む

根掘り葉掘り会社の品定め問い合わせなど

親絡みのトラブルを防ぐ為らしい

 

使える人材か否かを選別していた企業が

今や働かせるのに相応しい企業か

親から品定めされているとは皮肉な話だ

 

社会人だが親に手綱を握られた

子供達が多い世の中で

親に認められる優良企業を目指し

考えた対策がオヤカク…

  

そんな事までしないと雇えない人材が

本当に『社』の利益になるのだろうか?

 

内定時は親の機嫌をとる事に成功し

気持ち良く入社に漕ぎ着けたとしても

 

そんな心配性な親の子供を社員にしたら

後々苦労しそうな気がする…

 

『◯さんと同期なのに家の子は昇給が無いのは何故ですか?』

 

『◯課長とか言う人に家の子が怒鳴られたらしいですけどパワハラですよね?』

 

こんな感じで学校でありがちな

モンスターペアレンツの問題を

社内まで抱え込む事になりそうだ

 

去るもの追わずで

『御縁がなかったようですね』

でキッパリさよならの方が良さそうだが

 

そんな『新』にこだわらなくても

中途で扱いやすく有望な人材だって

沢山いるだろうに…

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