幸せへの地図

より良い人生を送る為のアイデアを掲載

人付き合いが苦手

 

いつからだろうか

私は人と付き合う事が苦手だ

 

心を許して素のままで会話を楽しむ

そんな事が出来る友人は殆どいない

 

表面的に楽しんではいるが

地雷を探し避けながら会話をする

そんな感じで時間を過ごすので

物凄く疲れてしまう

 

どうして人付き合いが苦手なのだろう?

その原因を調べてみた

 

人付き合いが苦手な人の共通する点は

『自分のままで人と接する事が出来ない』

だそうだ

 

自分を偽り

言いたい事を我慢し

相手に合わせ行動をする

 

そして気疲れをしてしまう

こういう事らしい

  

では自分を出せない理由は何か?

 

色々ある理由の中で

私に当てはまると思われるものは

親の誤った接し方だった

 

大人になっても親のせいにして…と

思う人もいるだろう

 

確かに分別がついてる大人になってから

今の両親と一緒に生活を始めたとしよう

 

それなら両親の様々な言動も

大人として理解し対処出来るので

何か不都合が起きても親の責任にするのは

可笑しな話である

 

しかし、何も解らない乳児から長い時間

一緒に暮らして来た親が与える影響は

とても大きなものになる

 

プロの催眠術師が暗示にかかり易い人に

催眠術を毎日毎日かけ続けるようなものだ

   

ごく自然に長期間かけて掛けられた暗示は

簡単に解けるものでは無い

 

そんな親からの暗示とは

日常的に使われる言葉である

 

『自分で出来なくてどうするの!』

→人に頼む事は悪い事だと思う

 

『我慢しなさい!』

→自分を抑えて人に合わせる

 

『みっともない真似しないの!』

→人の顔色を伺うようにする

 

『困らせないで頂戴!』

→人に相談をしてはいけない

 

『今忙しいから』

 『よく喋る子ね』

『遊ぶ暇があるなら手伝って』

 →自分から近寄るのをやめよう

 

この様に何かあった時に

同じ言葉が返ってくると

子供なりに勉強し対策を練る

  

一番身近な自分以外の人である親が

世間一般的な他人のサンプルになるので

親の反応を見て正解を探し

他人にも同じように接するようになる

 

そんな感じで育った私は

何でも自分でやって自分で解決する

人に頼み事や相談はしない

自分から進んで友達を作ろうとはしない

 

人付き合いが上手い人に言わせると

人間味の少ない面白く無い人のようだ

 

因みに妹は人付き合い大好き人間である

 

私には『お姉ちゃんなんだから』

と厳しい両親も妹に対しては全く指図せず

自由奔放にさせていた

 

現在、妹と両親について話をすると

私は厳しく無知な人のイメージがあるが

妹は優しくて面白い人らしい

   

同じ親でも感じ方がこうも違うのか…

厳しく躾られるのは

長女、長男の宿命なのかもしれない

 

親も人付き合いが苦手な子になるように

洗脳したわけではない

 

でも実際に苦手になった私がいる

 

ではどうすれば良いのか?

 

その方法は幾つかあるようだ

 

自分で自分に訂正を入れ安心させる

『大丈夫。これは私の思い込みだ』

と自分の間違った価値観を

訂正を入れ続け暗示を暗示で消す

 

根気のいる作業で何だか面倒臭い

  

他には信頼できる他人との出会い

『人って親切で温かく良いものだな』と

思えるような人と出会う

 

宝くじに当たるより確率が低そうだ

 

そんな努力をして苦手な人付き合いを

克服するよりも、人付き合いを上手く

減らす方法を探す方が簡単ではないか

 

そもそも人付き合いが苦手じゃ無くなると

どんなメリットがあるのだろうか?

 

メリットは沢山ある

妹を見ていると分かる

 

しかし人付き合いを減らし

気楽な独りで生きてきた今

 

人付き合いが苦手な原因が

誤った洗脳だとしても

『人付き合いが苦手』のままでも

それで良しにしようと思っている

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