幸せへの地図

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隠れ発達障害者

私の父親は『大人の発達障害者』だと思う

 

『大人の発達障害者』が気付かずに

子育てをすると『毒親』になる危険度が

上がってくる

 

そんな父の話なのだが

 

昔から父は大皿料理が出ると人数分を

考えて食べる事が出来なかった

目分量が全くわからないらしい

 

『あなたの分』はこれですと

取り皿に入れて貰わなければ

自分が腹一杯になるまで周囲を考えずに

食べてしまう

  

この件に関して私はずっと父の事を

『食意地が張っている』

と思っていたのだが

最近読んだ大人の発達障害に関する本に

同じような症状が書いてあった

 

他にも自分が興味のある事意外は

上の空で聞いて無さそうな態度をしたり

 

自分の自慢話を相手の反応など

一切無視で楽しそうに話し続けたり

 

嫌み混じりで母が吐く

『お父さんだけ楽しそうでいいわね』

に対しても

 

『楽しい』だけを切り取り

 

『ああ!そうだな!楽しかったよな』

とニコニコと話し続けたり

 

怒る時のスイッチの切り替えも

急に来るので

 

私にとっての父親は理解しづらく

共感出来ない怖い人に思え

つねに顔色を伺っていた

 

母は母で世間一般的に『男の人』は

こんな人だとの認識だった為に

 

私は今でも男の人に対して

苦手意識が強く出る

 

結局私は今でも独身なので

世間の『男の人』は本当は◯◯が

理解出来ていないのだが

 

周りの結婚している人達からは

『無神経!金があったら離婚したい!』

と私の父と同じような行動をする夫に

腹をたてている話を聞く

 

意外と自身が何らかの発達障害があると

全く気付かずに普通に気楽に

過ごす人が多いのかもしれない

 

結局大変な思いをするのは

側で関わる人達になる

 

自分が人と違うのかな…と思い悩み

発達障害を克服しようとする人もいるが

 

天真爛漫に周囲を振り回し

楽しい毎日を送る『隠れ発達障害者』の人も

確実に存在する

 

そんな人に対して

大人、親、伴侶、といった

立場に相応しい行動を期待しても

脳機能的には対応できない

 

障害なら仕方ないよね…

 

と気持ちの切り替えが出来れば

理解しようのない言動をされても

許せるようになるかもしれない

 

と愚痴を聞きながら思うのだが…

 

会社で恒例の『健康診断』

その診断の中に『発達障害』を検査する

項目を入れたらどうなるのだろうか

  

かなり危ない結果になりそうだ

 

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