子供を一生懸命に育て
家事をこなし家計をやりくるする
特に女(母親)の人に多い日常
家庭で家族を上手に纏める為の
試行錯誤が何処かで歪んでしまい
知らず知らずに毒親になった人も…
その毒親の一部は社会に出ても
毒親振りを発揮していく
家庭内では機嫌を損ねないように
従ってくれる子供や夫の気持ちに気付かず
自分の良かれと思う言動が
家族の為に役立っているという信念
特に子供に対しては
私の言う事を聞いていれば間違いないと
強い自信を養い続けている
そんな家庭内という小さな枠で
独裁的に家族を回す事が当たり前になると
その癖が職場でも登場するのである
厄介なのは本人は『良かれ』と思って
行動するからだ
家庭内では何だかんだあっても最後には
折れて従ってくれる夫や子供達
しかし外ではそうは行かない
長年毒親として磨きをかけ続けている人は
家庭での自分の『良かれ』に『従わせる』事
を職場の中でも強要してくる
そして恐ろしいのは複数の毒親が
異なる意見を持った時である
上司や経営者の目上の立場は完全に無視して
会社の為、仲間の為、仕事がやり易いようにと
自分が『良かれ』と思う意見を押し通す
違う意見が出ようものなら食い下がり
各々が自分こそが正しいと躍起になる
一昔前で言う『オバタリアン』で
端から見ると、たちが悪く協調性が無い
ただの我が儘である
意見を言う事は良いと思う
しかし自分が『良かれ』と思っても
十人十色で受け入れられない事もある
そんな人間社会の仕組みも忘れ
家庭内でゴリ押し出来ている毒親は
他人にも『毒』を撒き散らす
『毒親』も一種の
『生活習慣病』なのかもしれない
