最近耳にするようになった『毒親』という言葉
叩いたり、世話をしなかったりの露骨に悪い親の代名詞だけでは無い
子供という1人の人間の人格を尊重せずに、親の良かれと思う価値観を無意識に押し付けている人にもあてはまる
私の両親もそうだったと最近気が付いた
『親の言う事に逆らってはいけない』
『親の言う事に逆らうとバチが当たる』
こんな口癖の両親の元、いつも顔色を伺いながら生活をしていた
家族という新興宗教ような中で
教祖様=親
の考えたルールを息苦しく思いながらも、親の言う事は絶対と従っていた日々
子供同士の喧嘩の時も、お互い仲直りをした後にもかかわらず、みんなの前で自分の厳しい躾をアピールするように顔を叩かれた
(周りのお母さん達が驚いて止めてくれた)
親戚の集まりで、大きくなったねとの和やかな会話の最中でも、『でも手伝いをしないのよね…』と必ず何かしら卑下された
成長するに従い、小さな反抗をしてみるが、その度に『親に口答えするなんて、ろくなこと無いよ!』と言われ続けた
高熱を出しても仕事を休んだり早退する事は許されなかった
熱ごときで休むなんて…だらしない
誰に似たのかしら…
そんな感じだった
しかし不思議な事に
妹の場合、月曜日の当日欠勤は当たり前だったが、全く怒られる事が無かった
自分の親の事なので簡潔に当たり障りない内容に要約しているが、思い出すと沢山の納得いかない事があった
潜在意識の中に不満と暗示が積もっている事に気付いた
前回の『引き寄せ』の前に
まずは、この毒親からの洗脳から自分を解放する必要がある